2017年,将棋界で起きたこと”将棋ブーム”

 2017年に起きた将棋界の出来事をまとめました。今年は史上空前の将棋ブームの年となりました。

①”藤井ブーム”

将棋の藤井聡太四段の公式戦連勝記録更新(29連勝)は、世間を大いに沸かせました。

 対局時には将棋会館前にファンが詰め掛けるなど、社会現象になりました。(今年の新語流行語大賞では、「ひふみん」「藤井フィーバー」の2語がノミネート)

 

報道陣の数は40社100人以上。

とてつもないプレッシャーを感じます。(藤井四段はまだ中学生です)

 NHKでは、特番が組まれていました。29連勝達成と同時に速報テロップが流れ、対局室に多くの報道陣がなだれ込んでいく様子をテレビで見ていました。

https://twitter.com/mtmtlife 引用

 また、藤井グッズは一瞬で売り切れ、高値で転売されるという事態に。



29連勝達成時の棋譜

藤井聡太の記録

プロも多く参加している詰将棋選手権(年に一回開催)で、小学6年生の藤井聡太が優勝。小学生が優勝(@ ̄□ ̄@;)!!→将棋界がざわつく・・ 

 以降、三連覇中です(笑)。

② 14歳2カ月という史上最年少でのプロ入りを果たした藤井四段(四段昇段日2016年10月1日付)。それまでは加藤一二三九段(ひふみん)の14歳7カ月が最年少で、これを62年ぶりに更新。

 中学生棋士は羽生善治さん、ひふみん、渡辺明さん、谷川浩司につぐ5人目。いづれの方も、将棋界で一時代を築きました。

③公式戦初戦が、現役最高齢棋士ひふみん(76)vs 史上最年少棋士藤井聡太四段(14)

年齢差は62(もちろん史上初) 

④将棋界デビュー後、公式戦11連勝!!。デビュー後負けなし11連勝は史上初。

 →当時、①②③④の出来事それぞれ、テレビや新聞で結構取り上げられていました。

 20連勝すぎたあたりでしょうか?連日対局の詳細が伝えられていました。かなりざわついていました。

⑤最多連勝記録29連勝(デビューから負けなし) →爆発的藤井ブーム、社会現象へ

⑥2017/12/28現在 通算成績55勝10敗(0.846)

2017年度対局数ランキング1位、勝ち数ランキング1位、勝率ランキング1位、連勝ランキング1位

 これは極めて異常な成績です。(一般的に若手棋士で通算成績6割後半から7割くらいで将来が有望志される。)

羽生善治さんの場合、プロ入り1年目から3年目くらいは勝率7割~8割でした。

 

②ひふみん引退&テレビで大活躍

 加藤一二三九段が引退となりました。テレビで大活躍されています。

 

③2017年、”将棋”というコンテンツがインターネット中継で定着する。

 (将棋観戦は、AbemaTVまたはニコニコ生放送で可能です。)

私は、これがかなり大きいと思ってます。

 5年ほど前からでしょうか。ニコニコ動画で電王戦(プロ棋士 vs AI将棋ソフト)がありました。以降、タイトル戦を無料で生中継するようになりました。

 2017年には、ニコニコ動画主催の”叡王戦”がタイトル戦に昇格され、八大タイトル(序列三位)となりました。

 また、AbemaTV将棋チャンネルが開設され、無料で24時間将棋番組を気軽にみることができるようになりました。炎の七番勝負で、非公式戦ではありますが、藤井聡太四段が羽生善治さんを破りました。

 将棋はできないけど、将棋を見るのをたのしむ人が増え、”観る将”という言葉が生まれました。

 

④羽生善治さんが最後の竜王位を獲得し前人未踏の永世七冠を達成&国民栄誉賞

 羽生善治棋聖が第30期竜王戦を制し、竜王位を獲得。これによりタイトル通算99期とし、最後の永世称号を獲得し、前人未踏の「永世七冠」へ。国民栄誉賞授与も決定しました。

 





永世七冠達成棋譜

そのほかにも・・

⑤将棋ソフト問題で会長が辞任、理事も解任。実は、年明けの将棋界は大荒れでした。

⑥2月カロリーナさんが、正式に女流棋士としてデビュー(外国人初)

⑦現役の名人が将棋ソフトに負け、大きな注目を集めました。

⑧若手棋士が次々にタイトルを奪取。7つのタイトルを6人がもつ群雄割拠時代へ。

 

最後にひとこと

 2017年の出来事をまとめてみました。今年の将棋界は、過去に例がないようなすさまじい一年だったように思います。

 藤井聡太四段を中心に棋譜をアップしていきますので、2018年もどうぞよろしくお願いします。